私の周りのエコグッズ。
半年ほど前に見つけて買ってみたクルミ洗剤。
ぱんぱんにクルミの殻が入っていて180回分の洗濯が出来るとのこと。
中には備え付けの小さな袋が2つ入っていました。これにクルミの殻を入れて高温の洗濯をするのです。
12,3個の殻を入れてお洗濯が4~5回出来るとのことなので、ストックのスペースもとりません。
コロナが流行ってから心配で、いつもよりも少し多めに洗剤や柔軟剤をストックしているので
これはありがたいです。
つやつやしたクルミの殻。ニットやおしゃれ着の低温の洗濯には泡立ちが悪く向いていませんが、
タオルやベットカバー、普段のTシャツなどのコットン類にはぴったりです。
半信半疑でしたがちゃんと泡が立ちました。私はこれに日本で入手したマグネシウムと
洗濯の量や汚れがあるときは少しの洗剤を入れています。
同じメーカーからウール製のテニスボールくらいのサイズのボールも出ており、
乾燥機に掛ける際にはそのボールを一緒に入れるとふわふわになり、柔軟剤もいらないとのこと。
残念ながら我が家には乾燥機はないので、試していませんが、環境を考えるとアイデア商品だなあと
感心しました。
私の周りで最近流行っているエコグッズ。こちらは蜜蝋をコーティングしたファブリックで
アルミホイルやサランラップの代わりに使え、小さなサイズはお椀やボウルを、
カバー、大きなものはお弁当のサンドイッチや冷蔵庫の中の野菜の鮮度を保つために包んだり、
多様に使って使うもの。考えてみると、日々の食生活の中でアルミホイルやサランラップは
莫大な量使われており、そんな中、このようなちょっとしたアイデアで、消費が抑えれば、
少しでも環境に優しい生活になるのかなあと思いました。
蜜蝋なのであまりにも熱いものを被せるのは向いていませんが、お椀などに少し残ったおかずや
サラダ、カップに入った後で飲もうと飲み残したものなどちょっとしたものをカバーするには十分です。
カラフルなファブリックも楽しめますよね。お手入れはさっとぬるま湯で流すか、
汚れがある場合は中性洗剤で洗っても大丈夫とのこと。
こちらのファブリックはヴィンテージの物を高温で煮沸消毒した後に、
コペンハーゲンで育てられているミツバチから摂取した蜜蝋をコーティングした
国内生産でどこか懐かしい印象です。
コペンハーゲンのBYBI(街の蜂)プロジェクトは10年ほど前に始められたのですが、
移民やホームレスを雇用しながら、コペンハーゲンの街の中の建物の屋上などで、
蜂を育て、ハチミツをはじめ、様々なプロダクトを生産しています。
私などは蜂が近づいてくるとパニックになってしまいがちですが、蜂が花壇や
庭にブンブン飛んでいる姿はヒュゲだな~と私の周りの友人などもこのプロジェクト
にすごく興味を持っている人が多く、ミツバチにはとても寛容なのです。
先日別の友人より春になったらお庭に蒔いてねと偶然にもBYBIの花の種を頂きました。
袋には“花の種”と書いているだけで何の花かは咲いてからのお楽しみのようです。
街のあちこちに花を咲かせて働き者のミツバチがせっせと蜜を集めに来る姿が微笑ましいですね。
あけましておめでとうございます。
2020年、明けましておめでとうございます。
慌ただしい12月を過ごし、無事に年を越しました。
12月は毎年クリスマスという一大イベントがありますので、冬至を迎え、
日照時間はかなり減りますが、その分人との交流で温かい時間を過ごすことが多くなります。
少し写真を撮りましたのでご紹介しますね。
こちらはアドベントの日曜に家族で御呼ばれした時の写真です。
いつお邪魔しても、ビックリするほどのインテリアで今回も見事なクリスマスのデコレーションでした。
この日はクリスマスのグルックという赤ワインに干しブドウなどを一緒に温めた飲み物と
エーブルスキーヴォというお菓子を頂きました。
インテリアコーディネーターをしている友人だけにモデルハウスのようで、毎回ため息が出ます。
前回はハロウィーンにお邪魔したのですが、その時もかぼちゃのデコレーションが素敵でした。
刺激を受ける反面、我が家に招待するときはかなりプレッシャーを感じるのですが、少しでも
見習いたいものです…。
こちらに遊びに行くときはワンちゃんに会うのも毎回楽しみにしています。
人懐っこくて本当に可愛い!!
クリスマスは主人の実家にて。毎回クリスマススターを家族で揃って折るのですが、
息子が持参した折り紙に義母がはまりかなりの鶴を折りました。
結果、今年はシンプルな織鶴ツリーにしましょうと言うことになり、鶴を飾ることに…。
ユニークなツリーの完成です。
イブの夕食はアヒルを頂きました。お昼から親戚で集まって外でグリル焼きしたので、
香ばしく、とっても美味しかったです。
無事にクリスマスも終わり、年越しはお料理の上手な友人宅で過ごしました。
テーブㇽのセッティングもインテリアも完璧です。
こちらは前菜のスープ。
伊勢海老のスープにグリルされたホタテが乗っており、前菜からほっぺが落ちました…。
17時に集まり、カウントダウンのため、スナックタイムからスタートし、
時間をかけて料理が少しずつサービングされました。
見た目にも美しいサラダに…
付け合わせのマッシュポテトも手が込んでいます。オーブンで焼いて数十個用意されており、
お皿が空っぽになるたびにオーブンから熱々なのを出してくれました。
メインのお肉も柔らかくて美味しかったです。
去年はこの友人に影響されて私も低温調理器具を買いました。今年はもっと活用せねばです。
お皿に乗せるとこんな感じ。家庭料理とは思えないクオリティです!
こちらの友人もいつも素敵なもてなしをしてくれるのですが、ご主人が料理好きなので、
いつもパンからデザートまですべて作ってくれます。
たまたまかもしれませんが、私の知っているデンマーク人ファミリーは男性が料理上手な方が
多く、私の知らない料理を作ってくれるのでとても新鮮なのです。
この日は夜中まで街のあらゆる場所で花火職人並みの大きな花火が個人個人であちこちで打ち上げられ、
帰宅したのは夜中の3時半と久々の夜更かしをしました。
そんなこんなで2020年もスタートです。
今年の夏(その2)
まだまだ夏の記録は続きます…。
夏休み前にお邪魔したお家では元気なニワトリチームがお出迎えしてくれました。
庭のある一戸建てに住んでいる人は花や野菜を育てるのを趣味にしている人が
多いのですが、ここのお家では元気なニワトリが庭の中を駆け回っています!
夏は特にアクティブで、たった5羽しかいないのに20羽くらいの勢いで
どうやったらそんなに大きな声が出るのかというくらい元気で走り回っていました。
ご近所にはネコなどもいるらしいのですが、5羽でタックルを組み、いまだに狙われた
ことはないらしいです。確かにパワフルすぎて、猫のほうが躊躇してる姿が目に浮かびます…。
この日はお料理上手なご主人に低温調理器具で柔らかく調理した肉をさらりとグリルで
焼いてもらい頂いたのですが、こちらのニワトリチームはお肉が大好物で、超肉食育ち。
残った肉をもらって更にパワーアップしている姿が面白かったです。
お次は夏の食卓です。
これはまた別の日の我が家。
夏は陽が長いので、いきなりメインではなく、スナックなどの前菜から用意して
おもてなしをすることが多いです。これはチーズやオリーブ、クラッカーと共に
主人がホモスを作ってくれ、この夏の我が家の定番のおもてなし前菜メニューとなりました。
クラッシックなロイヤルコペンハーゲンの食器を揃えた素敵な友人のお宅にて。
こちらは夏によくご馳走になる魚メニュー。私の周りのデンマーク人はサーモンが好きな人が
多いです。この日は3家族、12名での夕食でしたが、大きなサーモンと、美味しいジャガイモサラダ、
デザートにはルバーブのケーキを頂きました。
ケーキの写真、取り忘れてしまいましたが、甘酸っぱくてバニラのアイスクリームとの相性が抜群でした。
ここのお家もご主人がオーブンで魚を焼きながら目の前で大量のサラダを手際よく作ってくれて、
いつも感心するのですが、こういった食事会は持ち回りで招いたり招かれたりするので、毎回
美味しい素敵なものをご馳走になると、次回の我が家のハードルが上がり、ドキドキするのです…。
バーベキュー。炭火で焼くお肉は、どんなお肉でも美味しい!
豚肉をカットしてマリネしたものを串に刺すと、早く焼けるし、ジューシーでおススメです。
クスクスのサラダと焼き野菜と一緒に、簡単、大満足の夕食です。
先日は巻きずしをたくさん作りました。集まった友人がそれぞれ簀巻きを持参
してきたこともあり、作業がはかどりかなりの量です。
この日は女性ばかり5人なのに、何も考えず10人前くらいの量を作ってしまい、
お寿司の前にはざるそばも!
それでも時間をかけてたくさん食べて、芝生に寝っ転がって、過ごしてきました~。
柚味のビール。お寿司に合うよと頂いたもの。
デンマークの食卓にもお寿司が馴染んできたようです。
さて、今月のプレゼントはデンマークの現代の人気デザイナーErik Baggerのベースと
キャンドルホルダー二つのセットです。ネイチャーシリーズというだけに
かしこまった花束ではなく、素朴なグリーンや草花が映えるおすすめのセット。
つい先日お邪魔したお家でもこのセットがテーブルに並んであり、ロングセラーだけあって、
持っているお家が多いようです。そちらのお宅でもやはりサーモンをご馳走になりました。
デンマーク人の夏のおもてなしの定番メニューはサーモンで決まりのようです!
9月になり朝晩冷え込んできました。次回は秋らしい様子をご紹介しますね。