Bing & Groendahl

デンマークの老舗陶器メーカーBing&Groendahlの可愛らしい平皿のご紹介です。
Bing&Groendahl社は1853年に設立された古い陶器メーカーです。ロイヤルデニッシュポーセリンのフィギュア作家であったGroendahlとアート&ブックディーラのBing兄弟 によってコペンハーゲンのVesterbroエリアで誕生しました。
数々のフィギュアを始め、1950年代から80年代にはカモメがデザインされた陶器のブームを巻き起こします。元々1892年にデザインされたブルー地にカモメが描かれたシリーズですが、ブームの際にはデンマークの10世帯に一世帯は所持していると言われるほど普及しました。その経緯から"National Service of Denmark"と呼ばれていたそうです。
1895年からクリスマスプレートも製作され始めました。100年以上経った今でも毎年新しいデザインで作られています。
1987年にはロイヤルコペンハーゲンに吸収合併され、今はロイヤルコペンハーゲングループとして、素晴らしいデザインが継続、生産されています。
お店でも人気のハートのコーディアルシリーズやAntoniの可愛らしい絵皿などもBing&Groendahlのヴィンテージ品として今でも根強い人気があります。
Bing&Groendahlは数々の素敵なフィギュアも製作しており、フィギュアのコレクターにも人気のあるメーカーです。

今日ご紹介するのは蓮の花のフィギュアと平皿が合体した存在感のあるお皿です。お皿として何かを盛り付けても素敵ですし、そのまま置いておいても絵になります。アクセサリーを乗せてもよいですね。
優しいブルー&クリームカラーの池に可愛らしい蓮の花がロマンティックな雰囲気を醸し出しています。

フランス土産の砂糖にミントが混ぜ込んである、子供達が大好きなキャンディをのせてみました。
大きなキャンディを美味しいと言ってほおばって食べています。
間もなくアップされますのでお楽しみに。
その他のBing&Groendahl社の商品はこちらから。

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TivoliとBakken。



家にこもりがちになる冬と違い、春先から夏のデンマークはとってもアクティブになります。
日が長くなるだけでなく、気候もすごしやすいし、遊園地も営業開始という事で、街も活気に溢れています。
写真は国民的遊園地、チボリ。この日はすごい行列で門の前でかなり待たされました…とにかく大人気の遊園地です。
中央駅の真横にあるので、アクセスがよいと言うこともあり、地元の人や観光客もこぞってチボリに出かけます。
もう少し時間に余裕があるという方には是非行って頂きたいおススメの場所が次にご紹介するBakkenです。

コペンハーゲンからわずか10キロほど北にあるBakkenは電車でのアクセスもよく、Klampenborgという駅にあります。

駅の前には馬車が沢山!これに乗って森の中を回ることも出来るのです。

Bakkenまでは歩いてでも行けますが、子供が小さかった頃、友人とその子供達と一緒に行った際に、子供達にせがまれて乗ったことがあります。お馬さんが歩く音やお互いの子供達が楽しそうにはしゃいで、私たち大人もテンションが上がったのを思い出します。遊園地まででは物足りない場合は、森の丘の上まで乗っても楽しめます。森の中にはいろいろな生き物が生息しているので、鹿の群れに遭遇したりすることもあるんです。
この日は丘には登りませんでしたが、丘の上には小さな古城があったり、お隣のスウェーデンが見渡せたりと、自然溢れる場所でもあるので、ゆっくりとピクニックというのもおススメです。

Bakkenの遊園地の中(写真はHPより。)歴史は古く1583年にさかのぼります。
遊園地の乗り物も昭和レトロな雰囲気で、和む私…。この木製ジェットコースターは回転はしないけれど、違った意味、怖いのです。かなり年季が入っていますよね。

他にもこんな乗り物も。

乗ってみました。自動ではなく、人力車なので、必死にこぎます。

KlampenborgにはBakkenだけでなく、駅の反対側には海岸もあり、夏はとっても賑わうエリアでもあります。
この日はあいにくの曇り空だったので、人をあまり見かけませんでしたが、シーズンになると、ビーチバレーのネットも張られ、とっても賑わいます。ここからちらりと監視台も見えます。

デザイナーアルネヤコブセンのデザインした監視台は今も現役です。この砂浜のシンボルのような存在ですが、彼のデザインしたガソリンスタンドや数々のアパート、劇場なども周りにありますので、散策するのも楽しいかもしれません。
こちらの監視台をモチーフにしたポスターはペタペタでもお取り扱いしています。我が家も季節ごとにポスターを模様替えするのですが、夏はやっぱりベルビュービーチと早速飾りました。
暦では夏になったとは言え、実際のデンマークの気温は昼間でも15度ほど。これから徐々に上がるらしいのですが、暑くなったら、イチゴのシーズンもやってくるので、アウトドアを楽しもうと指折り数えています。

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ViSSEVASSEのスタジオへ


先日ノスタルジックなポスターを展開しているViSSEVASSEのスタジオにお邪魔しました。

あいにくの雨で風もあり、寒い日でしたが、黄色の可愛い建物にテンションが上がります。

入り口入ってすぐのところには彼らのデザインしたイラストがずらりと飾ってありました。
どれも素敵です。

スタジオは大きくて、広いスペースの中にヴィンテージの家具や小物が置かれていて、とても素敵な空間でした。

ここはキッチン。温かいお茶を頂き、ホッと一息。緊張も和らぎます。

コマつきのヴィンテージトロリーにヴィンテージの陶器。

リーフとターコイズの花瓶がマッチしていますね。

ランプは北欧スタイルでかなりテーブルに近づけて吊り下げられています。

ピクルスの瓶詰めのイラストが飾ってありました。キッチンにピッタリです。
戸棚の中にはやっぱりリーフのカップやお皿が所狭しと並んでいます。

ViSSEVASSEは結成してからまだ2年ほどのユニットで、年齢層を問わず、いろいろな年代に受けています。
そのモチーフは優しくてインテリアに溶け込みやすく、見る人が懐かしい気持ちになる不思議な作品が多く、新しいのだけど、ほっこりするのが特徴。

ポスターはすべてデンマークで製作されています。
初めから出来上がりまでのすべての工程を自分達の目で確かめながら作りたいということです。
最近は中国などでも印刷をしている企業が多いのですが、遠いと結局確認が出来ないから、落ち着かないそう…。

ロープで吹き抜け部分を飾っています。面白いアイデアですね。

コーナーにはすわり心地の良さそうな椅子が置いてあります。のんびりした中でマイペースに作業をされている様子が伺えました。

仕上がったポスターはデザイナーさん自らが手に取ってチェックをして梱包してくれます。
印刷の工程にこだわりを持つ人ならではですね。
ポスターにはスペシャルコーティングがされているそうで、どんなスペシャルなのか尋ねてみると、そのコーティングだと、厚みの出ないように綺麗に仕上がるそう。厚みが出ると、丸めたり、折れ曲がったときに色がはげやすくなるらしく、その点を一番注意しているそうです。
また、長年飾ると色あせが出るのですが、なるべく色あせをしないように特別なコーティングが施されているそうです。
あと、大切なのは室内に飾り、間接照明などで、反射しないように工夫されているとのことでした。
実際にお会いして、商品の詳しいこだわりのお話を聞き、なるほど…と思うことが沢山ありました。
お店で扱うヴィンテージ商品との相性も良いし、作られている行程も丁寧!とってもおススメです。
ViSSEVASSEのポスターはこちらからどうぞ。

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