真鍮雑貨
友人などのお家にお邪魔したときに、よく思うのはキャンドルを灯す
習慣が自然と身についているお宅が多いなあということです。
どこのお家も電気の照明が比較的少なく、冬場などは薄暗い分、ありとあらゆる
ところにキャンドルが灯されています。
消費量も多いので、スーパーでも大きな箱にまとめて売られていることも多く、
キャンドル=消耗品で日常の生活に根付いているような気がします。
義両親の家も、年中キャンドルが灯されており、その横にはろうそくの芯を取る
“芯取り”なるもの、ろうそくの灯を消すために使う真鍮の“ロウソク消し”なるものが
セットで置かれています。
飾りで…と思われがちですが、日常的にキャンドルを使用していると、必然的に
この道具が登場します。
灯を吹き消すのではなく、このキャンドル消しをちょこんと被せて灯を消すこと、
そして、ロウソクの芯が焦げてきたときに、そのままにしておくと、黒い煙が
モクモクと出てくるのですが、この芯取りで焦げた部分をさっと挟みながらすくうと
パラパラと焦げた芯が芯取りの中に入り、モクモクとした煙も収まります。
私も以前、ロウソクの黒い煙を放っておいたが為に、白いペンダントランプの内側が
黒く焦げ付いた苦い経験もあり、今ではロウソクを使う際には必ず、芯取りと灯消しを
セットにして横に並べています。
黒い煙が出たときに慌てて吹き消さなくても、スマートに焦げた芯を取って対処できるのと、
何よりも、キャンドルホルダーの横に並べているだけで、とってもおしゃれなインテリアに
なるのでお勧めですよ。
最近は、キャンドルホルダーも生活に浸透しており、お部屋のインテリアにお持ちの方も
多いかと思います。
真鍮の雑貨は年月と共に味わいも出て、和洋拘わらずどんなキャンドルドルダーとも
相性がよいので、お勧めです。
一つ一つ形の、また錆びやコンディションも違う真鍮グッズたち。
お気に入りの真鍮雑貨で実用的また味わいのあるインテリアを演出、いかがでしょうか。
東欧レトロトリオ
東欧の可愛らしいトリオが入荷しました。きっと引き締まったカップに高めの台が
付いておりロマンティックなフォルムです。
カップの中には可愛らしいコスモスが描かれています。
キラキラとした幾何学模様が縁取りを囲んでおり、とにかく可愛くて
お茶の時間が、楽しくなりそう。
縁取りを拡大。素朴で可愛いです。カップの中のコスモスの色はピンク、
黄色、ブルーの三種類があります。
東欧食器は素朴で可愛らしいものが多く、北欧の食卓にもピッタリです。
同じ雰囲気のキラキラケーキ皿。右はコバルトブルーが美しいケーキ皿。
雰囲気は違うけれど、どちらも孔雀というタイトルが付いています。
春のティータイムにいかがでしょうか。
イギリスヴィンテージ/パステルカラーのトリオ
J&G Meakin社のパステル色のカップ&ソーサーが入荷しました。
J&G Meakin社は1851年に設立された古い陶器会社で、1970年にウエッジ
ウッド社に買収され、今はもう製品が作られていないのですが、1960年代、
1970年代にはレトロなモチーフのデザインが沢山生産されており、イギリスの
一般家庭にも馴染みのあるメーカーになります。
イギリスのレトロ雑貨ファンの中には根強い人気があります。
今回入荷したお品物はSOLシリーズと言って、この刻印は1918年から
1963年まで製造されていたものになります。
いろいろ調べたのですが、1940年代くらいのものではないかなと思われます。
この時代のデザインは今の時代にもフィットする素敵なパステル&柔らかい
フォルムが魅力的です。
北欧でも人気のミントカラーのセットもあり、マカロンなどと一緒に
ティータイムを楽しむのにぴったりの作品です。
お天気のいい日には屋外でのティータイムにもぴったりですね。
ロマンティックな雰囲気がぱっと目を惹きました。このような可愛らしい
セットが70年もの時を越えて、大切にされているのは、素晴らしいですね。
カップとソーサーを色違いで並べても素敵ですよ。
バックスタンプも大きめで凝っており、可愛いです。
シンプルなフォルムに優しいパステルカラー、これからもずっと愛用して
いただける素敵な作品です。