TivoliとBakken。
家にこもりがちになる冬と違い、春先から夏のデンマークはとってもアクティブになります。
日が長くなるだけでなく、気候もすごしやすいし、遊園地も営業開始という事で、街も活気に溢れています。
写真は国民的遊園地、チボリ。この日はすごい行列で門の前でかなり待たされました…とにかく大人気の遊園地です。
中央駅の真横にあるので、アクセスがよいと言うこともあり、地元の人や観光客もこぞってチボリに出かけます。
もう少し時間に余裕があるという方には是非行って頂きたいおススメの場所が次にご紹介するBakkenです。
コペンハーゲンからわずか10キロほど北にあるBakkenは電車でのアクセスもよく、Klampenborgという駅にあります。
駅の前には馬車が沢山!これに乗って森の中を回ることも出来るのです。
Bakkenまでは歩いてでも行けますが、子供が小さかった頃、友人とその子供達と一緒に行った際に、子供達にせがまれて乗ったことがあります。お馬さんが歩く音やお互いの子供達が楽しそうにはしゃいで、私たち大人もテンションが上がったのを思い出します。遊園地まででは物足りない場合は、森の丘の上まで乗っても楽しめます。森の中にはいろいろな生き物が生息しているので、鹿の群れに遭遇したりすることもあるんです。
この日は丘には登りませんでしたが、丘の上には小さな古城があったり、お隣のスウェーデンが見渡せたりと、自然溢れる場所でもあるので、ゆっくりとピクニックというのもおススメです。
Bakkenの遊園地の中(写真はHPより。)歴史は古く1583年にさかのぼります。
遊園地の乗り物も昭和レトロな雰囲気で、和む私…。この木製ジェットコースターは回転はしないけれど、違った意味、怖いのです。かなり年季が入っていますよね。
他にもこんな乗り物も。
乗ってみました。自動ではなく、人力車なので、必死にこぎます。
KlampenborgにはBakkenだけでなく、駅の反対側には海岸もあり、夏はとっても賑わうエリアでもあります。
この日はあいにくの曇り空だったので、人をあまり見かけませんでしたが、シーズンになると、ビーチバレーのネットも張られ、とっても賑わいます。ここからちらりと監視台も見えます。
デザイナーアルネヤコブセンのデザインした監視台は今も現役です。この砂浜のシンボルのような存在ですが、彼のデザインしたガソリンスタンドや数々のアパート、劇場なども周りにありますので、散策するのも楽しいかもしれません。
こちらの監視台をモチーフにしたポスターはペタペタでもお取り扱いしています。我が家も季節ごとにポスターを模様替えするのですが、夏はやっぱりベルビュービーチと早速飾りました。
暦では夏になったとは言え、実際のデンマークの気温は昼間でも15度ほど。これから徐々に上がるらしいのですが、暑くなったら、イチゴのシーズンもやってくるので、アウトドアを楽しもうと指折り数えています。