アンティークのフレーム
今日はペタペタでも人気のフレームのご紹介です。
今回は大き目のサイズのものを幾つか仕入れています。40年前、もしくは半世紀以上も前のフレームは素材やデザインが今の時代の市販のフレームに比べると枠もガラスも圧倒的に存在感があり、中に入れる写真やクロスステッチ、レースなどの作品がとても輝いて見えるという素敵アイテムなのですが、買い付ける際には中に当時の写真の入ったままの状態のものもあり、その写真をみてその時代背景を感じることがしばしばあります。
先日はコペンハーゲンの市庁舎の前でスーツに帽子を被った年配の男性の写った写真が入っていたのですが、写真の裏には1935年と書いてありました。その時代のデンマークの様子から、写真に写った男性はかなりのお金持ちの人だったのでしょう、一緒に見ていた主人もすごいなあ~と驚いていました。そんな風に写真を見ては想像を膨らませている私です。
そしていつもはフレームにアンティークの絵本の切抜きを入れての納品ですが、あまりにも微笑ましい素敵な写真は入れ替えをせずにそのままお店に出しています。
今回のフレームの中にそれはそれは立派な作りのフレームがあります。買った際に売主の方が、“これ、私のおじいちゃんなの。若いころすごくかっこよかったのよ~”とそれはそれは自慢げにおじいさんの写真を見せてくれました。なるほど、たしかに素敵です。フレームだけで売るのではなく自慢のおじいちゃんの写真を入れたまま、売りに出しているのもなんとも微笑ましいですね。
売主さんのおじいさんの若かりしころ。笑顔がとても素敵です。フレームも当時にしてはすごく高級品だったはず。
まだまだこれからもインテリアを彩ってくれること間違いなしです。
他のフレームも今回はサーカスのお話の絵本を入れました。
秋の気配
涼しすぎた夏も終わり、めっきり秋の気配を感じる今日この頃。
この季節になると、毎日お迎え時に通る公園も夏の緑から、落ち葉が目立つブラウンに変化していくのが日に日に感じられ、ああ、秋だなあと身をもって実感します。
先日、リヤカーに子供を乗せて公園を通っていくと、ポトン、ポトンと何かが落ちてきました。アレ?と上を見上げると風が吹くたびにポトポトと背の高いどんぐりの木から実が勢いよく落ちてきたのでした。
そうなると子供は喜んでリヤカーから降りて、どんぐり拾いをはじめます。持って帰って何に使うわけでもないのですが、海岸に行くと貝殻を、川原に行くと石を…と宝物のように集めてはベランダに飾ったり、色を塗ったりと外に出ると何かしら宝探しをすることが楽しくてしょうがない子供たちは、もちろんどんぐりを見ると拾わずにいられません。あっという間にポケットに沢山のどんぐりを拾いました。その子供たちの周りでもカサカサとそこに住むリスが忙しそうにどんぐりを集めています。気づいた子供たちはリスに触りたくてしかたがありませんが、警戒心の強いリスは頻繁に姿を見せる割には絶対に近寄っては来ず、こちらから近寄るとすぐに高い木に登ってしまいます。
…そんなこんなで、この時期は公園を通り抜けるのも、普段よりも少し時間が掛かってしまうのです。
子供たちが小さい間は昆布やおかきなど、日本のおやつをよくあげていたこともあり、あまり甘いものを食べなかったのですが、いろんなところで味を覚えてきたのか、最近はチョコレートやケーキなども喜んで食べるようになりました。私自身もなんだかんだ、可愛いパッケージを見るとつい、甘いものでも購入するようになり、近頃はチョコレートやクリームの魅力に引き込まれつつあります…。
こちらもついつい可愛さに引かれて買ったマチルダちゃんのミルクシェイク。冷やして30秒振ると美味しいシェイクが楽しめます。バナナにミルク、チョコにイチゴと見た目も味もおススメのスーパーマーケットのおやつ、食欲の秋はこれからもっと加速しそうです…。
ani-mal
可愛いクッションが入荷しました。
デンマーク人のアーティストfrøken svendsenことRikke Svendsenさんがデザインを手がけ、
コペンハーゲンにて素敵なお洋服を展開している Ziestha 社とコラボレーションして生まれたani-malというシリーズでとても個性的で愉快なクッションたちです。
こちらのクッションは色でオーダーをするのですが、オーダーの際に参照したテキスタイルで作られるというものではなく、大体の色目で注文を出し、あとは届くまでのお楽しみというもので、商品が届くまではそれはそれはドキドキ…でした。
クッションは大小、二種類の大きさがあり、モチーフはフクロウとモンキーがあります。お色と大きさ、モチーフごとにプロフィールがあり、名前や住んでいるエリア、職業までがあるのです。その愉快な発想が受けて子供服のブティックに並べられたり、雑誌に取り上げられているのをよく見かけます。
子供部屋にももちろんピッタリですし、デンマークの赤ちゃんなどは大きな乳母車にこのフクロウと仲良く並んで乗っている姿もとても可愛いのです。クッションですが、ぬいぐるみのようですし、バギーの下にお出かけの際には乗せて、授乳の際に腕を乗せて使用されても便利です。
もちろん赤ちゃんだけでなく、車に乗せたり、リビングに飾ったり、とぼけた可愛い顔は見ているだけでも癒されますね。
さて、お店には6種類のクッションが入荷します。
プロフィールがありますので、紹介しますね。
名前:LISBETH (LISSER) 年齢:47 歳
住所:HUSBÅD I CHRISTIANSHAVN KANAL
職業:助産婦
ステイタス:旦那 DAVID
子供:PELLE 16 歳 と NUGA 23 歳
趣味:裁縫と自宅(運河に浮かべた船に住んでいる)で1人でまたは友人とのんびりすること。
名前:CHILLI 年齢:53 歳
住所:KOLLEKTIV I RY.
職業:ゾーンセラピスト
ステイタス:独身
子供:LIV 23歳
趣味:ヨガ
名前:JØRGEN 年齢:52 歳
住所:HIRTSHALS
職業:漁師
ステイタス:妻はBENTE
子供:KOKUS 21歳 と GLENN 24歳
趣味:手作りのパイプを集めること。
名前:LILLY 年齢:35 歳
住所:AMAGER 職業:保育士
ステイタス:JACKさんの彼女
子供:LOUISちゃん 3 歳
趣味:彼氏JACKと共に大のロカビリーファン。
名前:BENTE 年齢:59 歳
住所:HIRTSHALS 職業:専業主婦
ステイタス:旦那JØRGEN
子供:KOKUS 21歳 と GLENN 24歳
趣味:家事。無人のお店を持っており、家で育てた果物などを置いて売っています。
名前:JACK 年齢:39 歳
住所:AMAGERBROGADE
職業:SNEDKER
ステイタス:LILLYの彼氏
子供:LOUIS 3 歳
趣味:ロカビリーファン。
ユーモア溢れるani-malのクッションたち。デンマークよりお届けします。