★北欧のファブリックフェア開催中です!
こんばんは。
GWもあと1日。皆さま、どのようにお過ごしになりましたか~
我が家は、息子の宿題に追われずっと家にいました。
なので、GWならではの渋滞や行楽地での楽しい賑わいとは無縁の
静かな連休を過ごしましたよ。
さて、いまペタペタでは北欧のファブリックキャンペーンを開催しております。
ヴィンテージファブリックは人気の高いアイテムながら、なかなか新着を出せずにいました。
アイロン・撮影・計測・たたむ・加工までかなりの手間を要します。
特に北欧の布は大きいサイズが多いのでアイロンだけでも本当に一苦労です。
という言い訳のもと、長年放置していた禁断の布たちに光を当てるべく
腹をくくってGW中はずっと布の撮影をしております!
5月中は、どんどん新着もアップしていきますのでお見逃しなく!
5月中は、2割引キャンペーンを行っていますよ~
刺繍からプリントからいろいろありますよ~
今回撮影していて、発見したことがあります。
デンマークの織り地の布は、例えばピンクでもスモーキーなお色だったり
マスタードイエローでも光の当たり方によって違った色に見えたり・・・
布をじっくり見てみると・・・!
横糸にグレーの糸が使われているのです。縦糸はピンクとかマスタードイエローとか
主になる色を織りこんでいきます。そうすると、複雑なお色が表現できるようです。
↑ たとえばこちら。左は横糸がグレー、右は横糸が白。こんなにも違いが出るのですよ~
面白いですね~
スウェーデンなどは、カラフルなフラワープリントなどが多くみられますが
デンマークではこのような落ち着いた織り地の布がよくみられます。
食器なども選びませんし、飽きのこない色合いも魅力です。
今回は、たくさんアップしていきますので、どうぞお楽しみに~
★北欧のヴィンテージランプの新着が入荷しました!
こんにちは。
今日は暖かな春を感じる陽気ですね。
我が家の庭は全く手入れをしていなかったので
荒れ放題ですが・・・それでも、春の息吹を感じさせてくれる
新緑がみられるようになりました~
さて、今日はヴィンテージランプの新着をご紹介します。
ペタペタでは、北欧からやってきたランプを電気メーカーのプロに
依頼して、ソケットやコードを日本仕様にお直しをしていただき皆様に
ご紹介しています。
ランプを扱うようになってもう5~6年は経つと思いますが、今でも
入荷の度にデザインの多様性に驚かされます。
それくらい北欧の家庭の中ではランプが浸透し当時たくさんのメーカーが
いろいろなデザインを競って製作していたのだと思い描けますね。
フォルムはもちろん、デザインも質感も本当に様々で好みの
作品を探す楽しみがあるアイテムです。
ランプを置くとインテリアのアクセントができ、インテリア全体が引き締まります。
まだランプをお使いでない方は、一度お試しください。
フォルムもデザインも質感も本当に様々。同じデザインのものは滅多に入ってきません。
↑ ブラウンイエローのランプ/デンマークのケーラー窯 ブルーのドットのランプ/デンマークのスーホルム窯
↑ 羽模様のランプ/スーホルム窯 ブルーのバルーンランプ/ミケルアナセン窯
↑ 女の子のランプ/ミケルアナセン窯のレアなランプ
中央の赤いランプ/小さな窯のもの 右の綿毛模様のランプ/ロイヤルコペンハーゲン窯
↑黒いランプ/スーホルム窯 奥の飴色のランプ/スーホルム窯 ブルーのランプ/ロイヤルコペンハーゲン窯
奥の白いごつごつしたランプ/小さな窯のもの
ランプの撮影は、お昼間と夜の電球を灯したバージョンの2回撮影するのでちょっと時間がかかります。
近日アップしますので、お楽しみに~
★フレミッシュ織(フラムスクヴェヴナド)
こんにちは。
今日は、私が数年前から個人的に好きで集めていた
スウェーデンの伝統手工芸フレミッシュ織をご紹介します。
スウェーデン語で書かれた図案集やフレミッシュ織を紹介した本は
あるのですが、スウェーデン語が出来ないので今回はスウェーデン手工芸について
たくさんの著書がある山梨幹子さんの【スウェーデン伝統手工芸展】という本から
抜粋してご紹介します。
北欧は冬が長いということもあり、お家の中でできる手工芸が発展してきた文化があります。
でも最近は、男女平等で共働きが当たり前の世の中で、手工芸をする方が減ってきているという
寂しい現状があるようです。日本でも、昔は母が手作りの洋服を作ってくれたり通園バッグを
凝った刺繍で彩ってくれたり・・・いまは、あまり手作りをしなくなっていますよね。
フレミッシュ織はその名の通りフランドル地方の織物の意である。それは16世紀スウェーデンで
普及していた直立型織機によって織られたつづれ織りの一技法で、麻糸の経糸にウールの柄糸を
緯糸にして絵柄を自由に織り出していく織物である。技法的にはルイ14世によって設立された
「ゴブラン工房」のゴブラン織と同じであり、それがルネサンス期にフランドルのブリュッセルに工房が
移されヨーロッパの王侯貴族から注文を受けて製作されていた。それが、ドイツ、デンマークを経由して
スウェーデンに伝わったらしい。またこの織物はスウェーデン王室直系の工房でも織られていた。
それが貴族の館や牧師館でも用いられるようになり、やがて渡り職人や牧師の家族たちによって
地方の農村に伝えられていった。
特にスウェーデンの南部、スコーネ地方ではこの織物が盛んに織られ、図柄はヨーロッパで
織られていたように花、鹿、馬、オウム、アダムとイヴなどであるが、職人の写実的な描写は
単純化され素朴な農民の織物として土着のものとなった。
このフレミッシュ織は近年になって小型の木枠の織機でも手軽に織られるようになり、
図柄も古典的モチーフばかりでなく現代的な絵画的なものも織られるようになった。
(山梨幹子著 スウェーデン伝統手工芸展より)
1970年代に、フレミッシュ織はとても流行したようですが最近は織る方も少なくなり衰退していると
聞きました。本当に残念なことですね。
↑ テキスタイルデザイナー/シャスティン・マウリッツソンさん
↑ フレミッシュ織のウール糸
↑ 糸から染色しています。
↑ 直立型織機
↑ 古典柄
↑ モダン柄
フレミッシュ織はとても手間のかかる手工芸です。長い時間をかけて作られたヴィンテージの
織物を味わっていただけると嬉しいです。
近日、フレッシュ織の壁掛けをアップします。
モダン柄あり、復刻の古典柄あり・・・
織物の壁掛けは、飽きたらクルクルと丸めて片付けられるので
インテリアを替えるのもお手軽です。
軽いので、壁の耐荷重も考えなくても大丈夫です。
いろいろアップしますので、お楽しみに!