サマーハウス

お天気の週末に、友人ファミリーのサマーハウスへ遊びに行きました。
春から夏の間、自然の中で余暇を過ごすためにサマーハウスを所有するデンマーク人は多いのですが、私は管理が大変だろうなあとか、なかなか休みの日でも行きにくいのでは…とイマイチその利用法というものが分からなかったのですが、友人は“本当に贅沢よ~、街中に住んでいたら尚更、自然の中で余暇を過ごすことのありがたみが分かるんだから…”といつも話してくれます。
 

そんなこんなで北シェランドにあるサマーハウスへやってきました。

広い敷地には小さな家があるだけであとはフリースペース。子供達は庭を走り回り、大人は日の当たる場所を探してお茶の用意をします。

庭の植木をベースに差し、ポカポカ気持ちのよい、テーブルセッティングをします。日本人の私はやはり日焼けが気になるのですが、こちらでは日が出ていると、わざわざ全身(もちろん顔にも!)直射日光が当たるように座るので、げっと思ったのですが、あまりにも気にしない周りのリラックスぶりに日焼けを気にする自分が恥ずかしくなり、私も思いっきり日に当たりました。きっとこの日でまたシミ、ソバカスが増えたはず…。

海辺に近いサマーハウスを選んだ友人は、やはり大の海好き。なので、泳ぐにはまだ早い時期ではありましたが、海に散歩に行きました。思ったよりも暖かく、結局持っていった敷物を敷き、砂浜でシャベルを片手に遊んで、子供達も大満足。


砂のお城を作りました。初めは山を作っただけでしたが、大人が乗り気になり、貝殻や昆布でデコレーションをして久々に一生懸命に、遊びました。

サマーハウスのよさは、自宅ではないので無駄なものがないところだなあとつくづく感じた私。余計なものがない分、招いたゲストとのんびりゆっくり語り合いながら、食事をしてお茶を飲んで…。街での普段の生活を忘れるように、自然と過ごす贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

すっかり日も長くなり、春、夏に向けて季節がめぐっていきます。北欧の人にとっての大切な時間を過ごすサマーハウスは心地のよい場所でありました。周りでも、冬の間に放って置きがちだった庭の手入れなど、春の陽気と共にアクティブになりつつあり、私の好きな季節がやってきたなあと嬉しくなるのでした。

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