手編みのブランケット
今朝、園に行く途中に公園を抜けると、木の葉が一気に落ちて、土が見えなくなるくらい広がっていました。
まだ凍えるほどではありませんが、急に冬がやってくるんだろうなあとドキドキしていながらの通園です。
忙しい日は、車や自転車で送るのですが、息子は歩くのが大好きなので、“今日は歩いて行ける?”とよく聞いてきます。今の時期は朝の空気は新鮮で心地がいいので、私も大好き。
今朝は時間に余裕があったので、歩いて出かけました。園までは1,5キロほどですが、大きな公園を抜けるので、そこで鴨やアヒル、リスなどを見たり、木の実を拾ったりとマイペースに進むので時間もかかります。寒かったり、雨、雪が降るとのんきに歩いていられませんが、少しひんやりした早朝は気持ちがいいので、出来るだけ歩いて通園しようと思っています。
さて、冬本番まであとどのくらい歩いて行けるでしょうか…。
お店でも人気のブランケットですが、我が家でも活躍中です。セントラルヒーティングなので、部屋の中は暖かいのですが、コタツ育ちの私にはやはり何か膝に掛けておくのは落ち着くのですよね。
我が家のブランケットは私の手作り。のんびりペースではありますが、毎年編んでいます。
部屋が暗いので写りが悪いのですが、、、
ソファの横、すぐに手の届くところに置いています。
下の虹色のブランケットは去年編んだもの。横幅2m以上と大判です。子供達と並んで座るときに活躍してくれる一番出番の多いブランケット、2,3人で座っても一緒に覆ってくれます。
こちらは立体的なお花で、編むのが大変だった1枚です。何ヶ月も掛かっただけに思い入れがあります。
この外にもお友達の赤ちゃんが生まれた際にブランケットを編んでプレゼントしたりしました。大切な人には時間を掛けて何かプレゼントをしたいなあと思い、生まれてくる赤ちゃんを思いながらプレゼントしたのですが、とても喜んでくれて、今も大切にベビーカーでお出かけの際には使ってくれているようで、私もうれしくなりました。
デンマークは物価がとにかく高いので、毛糸などの材料費も高く、色を選びにお店に行っても目移りがしてしまいます。それでも長い冬の間には家にいる時間も長くなるので、結局何かをつくります。なので私にとっては作ったほうが安いと言うアイテムではなく、贅沢品でもあるんです。しかもとっても手間の掛かる贅沢品。買った毛糸を無駄にするのはそれこそもったいないので、買ったからには頑張って編むぞ~と気合を入れてひたすら編み編み…。ブランケットは時間が掛かるだけに出来たときの達成感は尚更です。
お店でお取り扱いしているブランケットももちろん手編みです。1枚編むには相当の時間を掛けて編まれているかと思うと、やはり愛着が沸きます。実用的で見た目も可愛いので、大切に長く使いたい冬のアイテムですよね。コンディションのいいブランケットは市場でもあまり見かけませんが、焦らず気長に素敵なブランケットをこれからも少しずつ紹介したいと思っています。