★イェンス・クイストゴー
皆さん、夏休みを満喫していますか?
私は、今日も銀座でお店番です。
お盆でお客様も少ないので、ペタペタで特に人気の
イェンス・クイストゴーについてご紹介したいと思います。
イェンスは、1919年コペンハーゲン生まれ。
幼い頃から彫刻家の父を手伝い、町の職人の熟練した技に触れては
伝統工芸の素晴らしさに魅了される。14歳にして誕生日プレゼントには
職人たちが使う道具を欲しがったという。
1950年、第二次世界大戦が終了し、ヨーロッパではクラフツマン隆盛をみせ
素晴らしい作品が続々と生まれていました。
そんなうわさを聞きつけたアメリカ人企業家のテッド・ニーレンバーグは
デンマークを訪れ、実際にミュージアムで若き日のイェンスの作品に遭遇する。
1954年、2人はダンスク・インターナショナル社を設立。
イェンスは、ロゴから製品まで、ダンスク社のすべてをデザインした。
モダンなフォルムと機能性、伝統工芸と最新技術。それらが融合したダンスクの
製品は、発表されるやいなや、北欧デザインの最高峰といわれるルニング賞や
ミラノ・トレンナーレ金賞など、数々の賞に輝く。そして製品は、瞬く間に
世界中のテーブルに迎えられた。イェンスほどに現代の生活様式に大きな影響を
与えた男はいないかもしれない。
作品はいまだ人気が高く、世界中にコレクターがいる。
↑ イェンスデザインのホーロー製品。ふたに十字の取っ手がついた
カラフルなホーロー製品は、一部復刻されています。
↑ 木製品のデザイン数多く手がけていたイェンス。彼のアトリエにも飾られています。
アイスバスケットは、ペタペタでも取り扱いがございます。木製のアイスバスケットは、
内側にプラスチックのケースが付いているので花活けとしてお使いいただくと
素敵ですよね~大きなサイズなので玄関先においても映えますね!
★アイスバスケットは、こちらからどうぞ>>
↑ イェンスの自宅。彼が自宅で愛用したフレームストーン。
素焼きのチャコールブラウンの陶土、内側の乳白色の
釉薬とのコントラストが他のデザイナーの作品には例を見ないような
繊細で個性的な作品です。
★フレームストーンは、こちらからどうぞ>>
↑ 落ち着いた葉っぱ模様が素敵なレリーフシリーズ。
★レリーフシリーズは、こちらから>>
↑ 愛らしい花模様ですが、ブルーグレーとブラウンのお色が甘すぎず大人の可愛らしさを演出。
★アズールシリーズは、こちらからどうぞ>>
↑ 真心を意味するコーディアルシリーズ。ハートのモチーフが、幸せをよんでくれそうです。
★コーディアシリーズは、こちらからどうぞ>>
<写真・文はELLE DECOより引用>
★骨董ジャンボリー、無事に終了しました。
こんにちは。
世間では、もうお盆ということで帰省やご旅行に行かれている方も
多いことでしょう。
私は、8/7、8/8、8/9と「骨董ジャンボリー」という国内最大級の
骨董市イベントに参加してきました。
デパート以外での催事は、初めてでしたので緊張していましたが、
お隣近所のアンティーク業界の先輩にいろいろ教えていただき
無事に終了することができました。ありがとうございました!
銀座三越や新宿伊勢丹でお買い上げいただいたお客さまも
来ていらっしゃり、「あら~あなた伊勢丹にいらっしゃったわよね~」と
声を掛けていただいたり、アンティークモール銀座(実店舗)の顧客の方も
来られていたりと、思わぬ再会があり楽しく3日間を過ごすことができました。
↑ 初日は、ちょっと高めのチケットが必要なアーリーバイヤーズデイと
いう業者さんなども多く来られる日です。そのため、一般のお客さまは少な目。
ペタペタは、いつも通りゴチャゴチャといろいろのせています。
ほぼ北欧関係のお店がなかったので、珍しさもあり大盛況。
↑ こちらはアンティークモール銀座から一緒に出店したアメリカンヴィンテージのバッグやお人形のお店。
レトロな可愛いバッグやお人形が並んでいますね。
和骨董や、フレンチアンティーク、アメリカントイ(オモチャ)などのお店も、全部で500店舗あり、
1日楽しむことができます。チケットの半券があれば、出入りが自由なので2日続けてこられる方も
ありました。次回の開催は、1月だそうです。是非、機会がありましたらご参加くださいね~
★ロイヤルコペンハーゲンの小さい子たち
こんにちは。
今日は、実店舗がお休みのため事務所で作業をしています。
明後日から骨董ジャンボリーが始まるというのに、暑すぎて
エアコンの部屋の中でぼーっとしています。
きっと明日になったら、おしりに火がついて慌てまくる・・・という
いつもの様子が思い浮かびます~
さて、今日はデンマークからやってきた可愛らしい陶器を
ご紹介します。
ロイヤルコペンハーゲンのトップディレクターを長く続けた
ニルストーソンデザインの小さな作品です。
当店でも人気の「バッカ」や「テネラ」のプロデュースや自らデザインも手掛けています。
企業の記念プレートのデザインやモダンなものまで多才な才能を発揮してます。
↑ 今回ご紹介するのは、この3点。19×10cmのトレイに3つがのっているのでいかに小さいかが
わかりますね。和の雰囲気も漂う味わいのある作品です。
蝶々の小皿は、本体Φ6.5cm。飾ってもよし、珍味皿にしてもよし!
↑ 香合にも使えそうな蓋物。こちらもΦ6cmほどの大きさです。
遊び心満載の茶道具としてもお使いいただけそうです。
↑ 小さくても刻印はくっきりとあります。トーソンのマークもありますね。
こちらは一輪挿し。Φ5cm、高さ7cm。掛け軸の中に描かれていそうな鳥が2羽。茂みに
身を潜めているのか・・・ブラウンと葉っぱのグリーンが美しい色合いを生み出しています。
コレクションケースに是非加えていただきたい珍しいものですね。