贅沢な使い方

昨日から息子の幼稚園が始まりました。
4年制の幼稚園で3年間は持ち上がりだったので、今年年長さんになって
人生初のクラス替えです。
親はドキドキでしたが、息子は至って冷静で新しいお友達との出会いに
ワクワクしているようでした。
子供って本当に柔軟なんですね。最後の幼稚園生活が楽しい思い出になりますように!
さてさて今日の本題です。
ペタペタにはデンマークから、たくさんのヴィンテージクロスが入荷します。
ペッタンさんが布好きということもあり、可愛いもの素敵なものが入ると
買い付けてくれます。
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↑ こちらはペッタンさんが買い取ろうかと悩んでいた北欧刺繍のクロス(笑)
  でもペタペタのために泣く泣く諦めて送ってくれました!
  薄い水色のコットン生地にクロスステッチでお花が刺繍されています。
  普通、クロスステッチは目の粗い生地に生地の目を数えながら刺していきます。
  でもこちらのクロスは普通のクロスなので刺繍するときはとても大変だったと思います。
デンマークでは、ダイニングテーブルにはクロスをかけます。
もちろん日本でもクロスをかけますが、撥水加工が施してあるものや布のクロスの
上に汚さないために透明なビニールクロスかけたりするご家庭もあるでしょう。
実際、私の実家や主人の実家ではそのようにしていました。
でもデンマークの家庭では、基本的にどんなに手の込んだ刺繍のクロスでも
ビニールクロスはかけません。
そのためシミや蝋(食卓でキャンドルを灯すことが常なので)の落ちた跡が
残ることがしばしばです。
私だったら、一生懸命時間をかけて作った刺繍のクロスを直に使うなんて
食べこぼしを考えたら恐ろしくて出来そうにありません(><;)
デンマークの人たちは、本当に贅沢にクロスを使っているんですね。
確かに素敵なテーブルセッティングにキャンドル、温かな赤い灯り…に
ビニールクロスをかけてしまったら雰囲気壊れてしまいますよねぇ。
ということで、クロスを日常的に使うデンマークではクロスの少々のシミは
仕方のないことなんです!
ペタペタに入荷するクロスも、出来るだけ状態のよいものを選んで買い付けていますが
全くシミのないものを探すのは不可能に近いのです。
未使用のものでさえ、経年の間の保管状況などによってはシミや汚れが付いてしまうのですから。
どうぞクロスをご覧になるときには、そのような背景を思い描きながら
見ていただけたら…と願っています。
IMG_5518.JPG
↑ こちらも素敵なお花を刺繍した大きなテーブルクロスです。
  残念なことにこちらも少しシミがあるのです。
 
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